【中年男性へのお薦め図書】この世にたやすい仕事はない 津村記久子

意識改革
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なぜコロコロ仕事を変えるのが悪いとされるのか考える

中年太郎
中年太郎

最近職場の仲間が「独立する!」って言いだして会社を辞めたんだ。

転職なんて考えたことも無かったけど、なんだか不思議と不安な気分になったよ。

このままで人生を終えるのってどんなだろうってチョット考えちゃたよね。

まぁ、今がラクなんで別にイイけどって思うけどさ~。

スキマの声
スキマの声

まぁ、中年はそういうことで悩む事が増えるお年頃だからね。

中年の危機って呼ばれるものもそういったボンヤリした不安がキッカケになることも多い。

今回は透明人間理論を提唱しているスキマ産業(仮)として、そんな典型的な中年のボンヤリとした悩みに向き合うキッカケになるような本を紹介しようかなって思うよ。

中年太郎
中年太郎

ほぉ~それはちょっと読んでいた方が良さそうだね。

いったいなんて本なんだい?

スキマの声
スキマの声

それがこの本。『この世にたやすい仕事はない』だよ!

前職でボロボロになってしまった30代の女性が一風変わった仕事をイロイロ経験していくというちょいファンタジー小説だよ。

中年太郎
中年太郎

え?

有名な経営者が書いたとか自己啓発の本だと思ったよ・・・。

『この世にたやすい仕事はない』のあらすじ

あらすじ

「私」は36歳女性。大学卒業以来ある仕事を14年間にわたって続けてきたものの、燃え尽き症候群のような形で退職して実家に戻り、失業保険給付が切れた後、ある職業紹介所で職探しを始める。すると、正門という初老の相談員の女性から一風変わった仕事を紹介される。

みはりのしごと
最初に斡旋されたのは、実家の目の前にある建物内での仕事。小部屋に置かれたモニターテレビで、在宅で仕事をしている山本山江という小説家を見張るというものだった。チーフの染谷によると、この山本山江が密輸品の何かをそれとは知らずに預かっている疑惑がかかっており、その証拠を押さえるのが目的だった。
バスのアナウンスのしごと
続いて紹介されたのは某バス会社での業務。運行を受託している循環コミュニティバス「アホウドリ号」の広告アナウンスを行うというものだったが、上司にあたる風谷課長からは「江里口という同僚の女性社員を見張ってくれ」という奇妙な注文をつけられる。
おかきの袋のしごと
バス会社のアナウンス業務の契約満了に伴い、バス会社から紹介されたのが創業40年の米菓の製造業者での業務。そこで作られているおかきの小袋に書かれている豆知識を前任者の代わりに担当してほしいというものだった。
ちょうどその会社では新製品を発売することになり、そのの小袋の裏面に「おだやかアドバイス」と称した相談コーナーを掲載する提案をしたところ、これが受け入れられ、さらに商品がヒット。一躍人気コーナーの担当者になったが、社長が相談担当として「おだやかアドバイス」常連投稿者の藤田藤子という見ず知らずの年かさの女性を連れてきたことで状況が一変する。
路地を訪ねるしごと
次に「私」が紹介されたのは官公庁から依頼されたポスターの張り替え作業。盛永という人物の下での仕事だったが、そのポスターを巡って「さびしくない」なる怪しげな団体の存在を知る。
大きな森の小屋での簡単なしごと
続いて「私」が紹介されたのは、大林大森林公園の奥にある小屋での事務仕事。自然に恵まれた環境ではあったが、「私」は小屋の周囲に落ちている栗の実が全部中身を抜かれていることに気付く。正体不明の誰かがこの森に住んでいると確信する「私」。

Wikipediaより

実は2017年にBSプレミアムでドラマ化されていたコチラ。

ここで出てくる仕事は原作者が「なさそうであるような」感じで想像したものなんだとか。

だからスキマ産業(仮)的にはちょいファンタジー小説という紹介をしました。

色々な仕事を通して主人公が感じるモノを読んでいるコチラも感じ取れると良いですね。

こんな女性が自分の職場に来たら・・・

主人公は36歳の「私」。前職で燃え尽きてしまった女性。

スキマ産業(仮)はこんな女性が自分の職場にやってきたらどうしようかな?って考えてみました。

たぶん過去の事とかはまず聞かないかなって思いましたが、そもそもどんな人相手でも過去や家族の事をあまり聞かないスタイルなんですけどね。

誰でも30代で仕事を変わるってのはそれなりの理由があってのこと。

下手な詮索は命取りだろうって考えてしまいますね。

どうしてイロイロな職業を経験できないのか?

でもそう考えると不思議な事にブチ当たります。それは

なぜ、いろいろな仕事を経験するということがあまり良い印象を与えないのか?

ということ。

ちょっと考えたんですが、これって古い価値観に引っ張られているだけなんじゃないか?

そうスキマ産業(仮)は思いました。

だって世の中にはそれこそ多くの仕事が存在するワケです

普通はいろいろ興味のある事を体験したいって思うもんじゃないでしょうか?

しかもそういやって積極的に様々な経験を積んで技術やノウハウを得た人の方がやはり優秀なのではないかと思います。

有名なビジネスパーソンは殆ど一つのポジションに留まってはいませんし、そう考えるとこの価値観にはどこか釈然としないモノを感じますね。

継続は力?それ停滞じゃない?

スキマ産業(仮)的には考えて出た答えは

大多数の努力をしたくない人たちを正当化するために考えられた価値観

なんだということでした。

やはりどう考えてもひとつの職場で数十年ってのは、そこに成長があるとは思えなかったからです。

スキマ産業(仮)自身も過去に何度か転職を経験していますが、過去に経験した仕事のそのどれもが今の仕事に役立っていると断言できます。

逆にその過去の経験がなかったら絶対に今のポジションもパフォーマンスも無かったとも。

今の自分を創り上げたのは過去の経験。

じゃあやっぱりイロイロ経験していくのは悪いことじゃないじゃない。

やっぱり大切なのは成長なのでは?

「継続が大事なんだ」ってのは若い頃にイヤと言うほど年配者に言われたセリフではないでしょうか?

確かに継続って良いことなんですが、それ言ってた人たちって何か進歩していたのかと聞かれると答えは「NO」じゃないですか?

楽だからそこにいるだけってのは継続に入らないんじゃないか?

成長を求めて何かに長期取り組むのが継続であって、成長が無ければそれはただの停滞なんじゃないか?

そう改めて思いました。

継続継続って言うんだけど、どこにフォーカスしているのか?という話なんでしょう。

これに気付いていなくて職場に毎日出掛けているだけって人が多そうなことが複雑な気持ちにさせますね。

でも、こういう時期もやっぱり人生には大切

スキマ産業(仮)的にこの作品を読んで先に述べたようなことを考えたワケですが、それでもこの小説に出てくる主人公のような状態は人生とって大きな意味があったりするのではないか?と考えています。

たしかに仕事をするうえで成長や進歩ってとても大切なんだとは思いますが、人生ってそれだけじゃない。

ちょっと立ち止まって振り返ったりキョロキョロしたりできる時間が必要。

自分の中に何かを感じたらそこに向かえば良いのだけれど、そんなふうに考えられない時だってある。

ゆるく少ない緊張感で過ごしたい。

そんな中で自分と向き合ったり、見識を深めたりして人生の意味を考えたい。

そういった期間が人生にあるのって当たり前だと思います。

やっぱり人生には山あり谷ありだし、アクセル全開の時もあれば惰性で進む時もある。

たとえブレーキ踏んで止まっても、また動き出せばいいんです。

まとめ

中年太郎
中年太郎

なるほどねぇ~。

たしかに急に「この仕事死ぬまで続けるんだろうか?」って考えがよぎるってことがあるなぁ~。

でも、だからって何かがしたいワケじゃないんだよねぇ~。

スキマの声
スキマの声

やっぱり大切なのは

如何に成長をしたのか?それは今でも続いているのか?

って事じゃないかな。

経験した仕事の多さはそう考えると実際大きな意味は無いのかもね。

中年太郎
中年太郎

まぁねぇ~。

たしかに昔は先輩にコキ使われたからイロイロ覚えたり出来るようになったりしたけど、今は事務所の椅子に座って半日はネットサーフィンだからなぁ~。

豊富な情報に触れて成長が止まんないけど、やっぱり他の事も経験しておきたいかもねぇ~。

スキマの声
スキマの声

インプットばかりでアウトプットが無いのは成長とは言わないよ・・・。

それ、典型的なダメ人間のパターンだよ・・・。

今回は中年男性向けにお薦めな一冊として

『この世にたやすい仕事はない』

という小説をご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

中年男性にとって仕事・職場って簡単には言葉にできない複雑なトピックでもありますね。

今回紹介した本の主人公は女性ではありますが、性別関係なく自分に置き換えて読むととても頭の体操になる内容になっています。

読書習慣が無い人や、ビジネス書・自己啓発書などを主に読むという人には特にオススメな違う視点や価値観に触れることの出来る一冊です。

今の仕事について考えると微妙な気持ちになるという人は一度手に取ってみてはいかがでしょうか?

スキマ産業(仮)では今後も透明人間理論のもとに様々な中年男性に有益な情報を提供していこうと思っています。
「妻に薄毛が目立つと言われた」
「娘に臭いと言われた」
「職場で部下が話を聞いていない」
「笑いがとれない」
などの中年男性が直面する様々な問題への解決のヒントを提供していきます。
変化を望むなら努力を惜しんではいけない。
だけどどう努力したら良いのか分からない。
そんな人の助けになれば幸いです。

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