Dynastar Speed Omeglass Master SL
私はLANGEユーザーなのでDynastar(ディナスター)には自然と贔屓目になってしまいますが、ふだんフリーライド系の板に乗っているので基礎系の板に関しては中級者くらいの視点でレビュー出来るんじゃないか?と勝手に考えています。
ってことでDynastarの基礎系で中級~上級向けのモデルに乗ってみましたよ。
スキーのスペック
スリーサイズ:122-68-104
ラディウス:13m(168㎝)
重量(1/2ペア):1850g(168㎝)ビンディング込み?
サイズラインナップ:156㎝、162㎝、168㎝、173㎝
セットビンディング:LOOK R22
乗ってみた印象
「あらら、とっても扱いやすいなぁ~」
というのが第一印象。
軽いし適度なキレが操作をイージーにしてくれている感覚。
早めにスキーを理解して二人三脚で豊かなスキーライフを満喫出来そうな優しさを秘めている。
中級者が上級者になる為の要素は兼ね備えているだろうけど、第一印象の物腰の柔らかさは幅広い層にオススメしたくなる感じ。
体重が軽くても振り回されない丁度良さも好印象。
やっぱりバリバリの上級者は物足りなさを感じるのかも知れないけれどそれが住み分けってもんでしょう!
個人的にシーズン初めのレッスン用や朝一のグルーミングバーンの用に欲しいなぁって思いました。
投入されているテクノロジー
基礎系のスキーは最新技術の塊ですからワクワクが止まりませんね。ディナスターはどんなテクノロジーをこのスキーに投入しているんでしょうか?
HYBRID CORE2.0
接着剤や木材の使用料を見直して最低限の環境負荷を目指しただけでなく、スキーの性能向上にも気を配ったディナスタースキーの心臓部。
使用する木材の配列を最適にするべく試行錯誤されたパターン。
最小限の無駄で最大限のパフォーマンスを得よう!そんな感じですね。
これからは良いスキーを作るだけではダメなんだって気概が感じられるモッタイナイ精神を受け継いだテクノロジーです。
こんな人にオススメ
やっぱりグルーミングバーン上で自分のレベルを確実に上げていきたい上級スキーヤーにオススメでしょう。
軽量な本体が一日中技術向上に打ち込みたい気持ちを後押ししてくれるでしょう。
また技術的に向上を狙うなら最適なサイズ選びが大切になりますね。
豊富なサイズが用意されていますが背伸びした長いサイズを選ぶのではなく今の自分のスキーのスタイルに適した一本を選びたいものです。
また上位モデルには誰でも憧れますが、その本領を発揮できるスキーヤーは限られています。
ギア自慢が目的ではないなら中級レベルのスキーヤーはもう少しマイルドなスキーを選ぶのが良いのではないでしょうか。
身の丈に合わないスキーに振り回されるのはそんなに楽しいモノではありませんからね。
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