【スキー試乗会レポート2023-2024】VOLKL DEACON72

スキーについて

Volkl DEACON72

ゲレンデで見かけることの多い人気シリーズのウエスト72mm版。

フォルクルのテクノロジーの多くが投入され、扱いやすさと奥深さを両立した万人受けしやすいオールマウンテンモデルです。

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スキーのスペック

スリーサイズ:125-72-103

重量(1/2ペア):???g

サイズラインナップ:158㎝、163㎝、168㎝、173㎝、178㎝

セットビンディング:RMOTION3 12 GW

ラディウス:14.5m(168㎝)

乗ってみた印象

しっかりとしたハリを感じる。

このあたりはフリーライド系の雰囲気が出ているなぁと思った。

フォルクルはMANTRAやKENDOなどの有名なフリーライドラインも展開していてタフなスキーづくりのノウハウを持っているのだろう。

扱いやすさは長さのチョイスで変わってきそうだが、高速で不安なくクルージング出来る安心感はとても乗っていて気持ちがイイ。

ターンを刻むよりも、地形に合わせて臨機応変にターン軌道を変えるような滑り。

ゲレンデを大きく使いたい気分になるスキーだ。

投入されているテクノロジー

Deaconはゲレンデを縦横無尽に滑るためのスキーなのであらゆるコンディションに対応できるようにフォルクルのテクノロジーの多くが投入されているようです。

Tailored Carbon Tips

複雑なグラスファイバーの配列がスキーの先端に配置されていて振動吸収やフレックス・トーションの最適化に貢献しているとか。

この様子はトップシートから透けて見えるのでデザインのアクセントにもなっている。

ポプラとブナのミックスのマルチレイヤーウッドコア

ポプラとブナを効率よく配置したオールマウンテンモデルに適したウッドコア。

立体的な構造が無駄を省いて軽量化にも貢献。

3D Glass

スキー全体に適正なグラスファイバーを配置することでターンのリバウンドを効率よく活用できエッジのグリップを向上させます。

フルチターナル

スキーを強く反応良くするためのチタンの層をレイヤーに採用。高速域でのターンの安定感に貢献している。

こんな人にオススメ

長さのバリエーションが多いのでオールラウンドタイプの中でも強い板を使ってみたかったという女性や体重の軽い男性スキーヤーにオススメだろうと思う。

また基礎系の滑りも磨きたいが、せっかくの雪山は自己責任エリアやコブや地形遊びなんかもチャレンジしたいという人にもオススメ。

このDEACON72は硬いって印象ではなくて逞しいという印象で、乗った人はきっと安心して一段上のギアでカッ飛ばせると思う。

グラフィックも個性的なのでハマる人には良きパートナーになってくれるだろうと思う。

スキマ産業(仮)は中年になってもスキーや登山を楽しみたい人を応援します。

若い頃とは違う体力と回復力。どうやったら楽しむ事が出来るのだろう?

そんな事を考えながら道具なんかの情報をユルく発信していきます。

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