【スキー試乗会レポート2024-2025】LINE CHRONIC 101
今回はLINEのCHRONIC 101について。
とにかく多くのツインチップをリリースするLINE。
その中でも歴史あるモデルの幅が広いバージョンと言うことで乗ってみました。
パークスキーも完成度の高い時代。
さて、どうなんでしょうか?
スキーの基本スペック
スリーサイズ:130-101-124
サイズ展開:165㎝、172㎝、179㎝、186㎝
ラディウス:16.6m
センター100周辺のスキーは汎用性が高いんで最近人気のようです。
不整地も整地もこなすし、高速域も得意のガッシリした印象が良いのでしょう。
それに基礎系のスキーを乗ってた人であっても2台目にするのに太過ぎなくて手が出しやすいんですかね。
乗ってみた印象
クロニックってどんだけ続いてるシリーズ?
そんなザ・フリースタイルなLINEのスキーことクロニック!の太いバージョンです。
コチラは近いサイズのBLENDよりもしっかりした張りを持ったスキーとして作られたようです。
それだけに乗ってみると滑りメインで使うにも十分なバランスの良さを感じます。
ただフリーライド系のスキーに比べればノッペリ感は当然あります。
自然と次のターンに結びつくような動きはしませんが、その分安定感は抜群。
また高速でもバタつく感じはしないです。
昔の自分だったら気に入っていたと思いますね。
しかし中年以上のスキーヤーにはもっと軽さとキレがあった方が良い気がします。
さすが若者向けのスキー。
しかし、毎年ラインアップが増えるLINEを見ていると
「本当にこんな似たようなのばっかり必要かね?」
って思っちゃいます。
実際に殆どのスキーヤーが買うスキーはシーズンに1セットが限界(それでも贅沢だ!)だと思うけど、こんなにツインチップ系ばっかりあるんじゃねぇ~。
まぁ最近はツインチップも興味の対象になってきたので個人的には関係ないんですが…。
こんな人にオススメ
そのノッペリした雰囲気は地形遊びも安定した乗り味も欲しい人にはオススメですね。
オールマウンテンフリースタイルって言うだけに跳び回れる体力と技術が必要でしょう。
したがってキビキビ動いてくれるスキーではありませんが自力で積極的に動かすのは素直に応じてくれる感じ。
スキーとしては初心者向けではないので普段トレーニングしている人が使うべき。
そういった人であれば不整地やパークで思いのままに楽しみたいならこのウエスト幅は最適でしょう。
それに新雪も楽しそう。
ターンには拘らない。ゲレンデのいろんな状況を楽しみたいって人にも、パークから不整地までシームレスに楽しみたいって人に向いているスキーだと思いました。
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