チロリアのATTACK13について
今回は「意外にチロリアのATTACK13が良い」という話。
意外にってのは失礼かもしれないが、スキーヤーってビンディングについてはどうしても保守的になってしまいませんか?って思う。
スキー板ほどルックスに拘らない分、どうしても自分の中で実績のあるモノを選びがち。
それにスキーのスタイルによってもビンディングって違ってくるから、違うジャンルに挑戦したくなった時以外にはあまり普段使っているメーカーと違うモノを選ぶといったことは無い気がする。
ここ十数年マーカーばかりを使っていた自分にとっては急に所有することになったチロリアのアタック13ですが、使ってみるとなかなか良いって事に気付いたのでした。
チロリアのアタック13
そんなわけで先日急に家にやってきたVOLKLのM5 MANTRAに装着されていたチロリアのアタック13。
最初は「なんでVOLKLでマーカー付けてないかねぇ~」と思ってしまったワタシ。
特にマーカー支持ってワケでもないのに、ずっとマーカーの『KINGPIN13』やら『JESTER16』『GRIFFON13』なんかを使っていたのでチロリアに馴染みがなかった。
それにアタック13に関しては過去の試乗会やレンタルのスキーなどでブレーキ部分が数回逆側のパンツの裾に引っ掛かるアクシデントが起きていたのであまり良い印象は持っていなかった(確実に自分の滑りのフォームが悪かったのだが…)
しかし、今回MANTRAに付いていたアタックを使ってみて、その快適さに驚いた!
まずブーツのリリースがとても楽チン。
押し込む部分が大きいのでストックでの操作が楽だし、リリース時の手ごたえも気持ち良い。
また大きいためにストックの持ち手側で押すことも出来るので傷を付けなくて済むという部分も嬉しい。
ハメ込む時のクラシックな手応えも安心感があって好きだ。
この装着&リリースの手応えに関しては好みの部分だから性能には直結した話にはならない。
でも、このちょっとした部分がズッと使っていく上では重要になる。
ゲレンデ専用と考えているMANTRAには意外にベストマッチと言えるビンディングだったと思う。
また時代に合わせて様々なブーツのソールタイプに対応してくれるってのもありがたい(自分で調整する必要あり)。
しかし、LOOKを20年近く使っていない自分としては『PIVOT18』にも興味がある。
でもPIVOT18って試乗会でもブーツのソール長に合わせて前後調整が出来ないせいでまず見かけないから試してみるってのが難しい。
しかし、これは出来ればツアー用のスキーに『CAST TOURING』とのセットで使ってみたいという野望がある。
予算的に大きな野望だ。
これは…実現する可能性がかなり低い気がしている。
そんなワケで、中古でビンディングを購入した人はちゃんと自分のブーツに合うように調整をしましょう。
そのために下の動画が役に立ちますよ。
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