【2025-2026スキー試乗会レポート】Wapan ロ(ろ)
和柄が珍しいスキーブランドの『Wapan』の『ロ(ろ)』というモデル。
なかなか試乗会では見かけないので早速借りてみました。
基本的には3種類のモデルがリリースされていて、デザインがそれぞれ3種類ほどあるとのこと。
1モデルにいくつかデザインがあるってのは大手では極端に珍しい事。
やっぱりスキーのガレージブランド界隈は中々オモシロイ時代になっているようですね。
スキーの基本スペック
長さ:171㎝、181㎝
ラディウス : (171㎝)18m、(181㎝)19m
スリーサイズ : (171㎝)134-105-171(181㎝)136-105-126
重さ:(181㎝) 1,850g

乗ってみた印象
回る回る。
足元でクルクルと回る。そしてトップとテールの主張が少ないので余計に回転する。
これは若い人向けの仕様だ。
遊ぶにはとても向いていると言える。
アンダーフットが柔らかめってのはこんなに不思議な乗り味になるものだろうか?
とてもセンター105mmとは思えない軽快さ。
なるほど~!
確かにいろいろなメーカーがしのぎを削っているサイズなので思い切った設定ってアリなのかも。
全てのスキーヤーを狙わずに限られたターゲットに向けてスキーを造る。
良いんじゃないかなぁ~。

投入されているテクノロジー
実は最近人気なICE LANTICと同じ工場で生産されているWapan。
ICE LANTICは丈夫な事で有名ですが、こちらも同じくとても丈夫に作られているとか。
投入されている技術についてもそれなりに公開されていますので此処でご紹介しましょう。
NSスーパーライト ウッドコア
パイン材とポプラ材のMIXされた芯材を使っています。
また桐のストリンガーがトップからテールまで配置されています。
この芯材のおかげでしなやかで粘りのある操作が可能です。
ヴァルカナイズド ラバー
衝撃吸収性能に特化したゴム素材がスキーを一周するように配置されています。この素材がバタつきやランディングショックでバランスを崩すのを防ぎます。
22oz トライアクシャル ファイバーグラス&9oz トライアクシャル ファイバーグラス
3軸構成のグラスファイバーが2パターン配置されています。
コア下とバインディングストリップには22oz。
コア上部には9ozをそれぞれ配置。
Crown Plastics社製 PーTEX材のサイドウォール
頑丈さと衝撃吸収性能に特化したサイドウォール素材を採用。これがスキー全体の耐久性に大きく貢献しています。
Prown Plastics社製 P-TEXシンタードベース4500
頑丈さとワクシング作業の効率が良いベース素材を採用。ここにも耐久性への追及が感じられます。
410Hardend Steel製のエッジ
太く頑丈なエッジを採用することで丈夫さを優先。なんでも軽ければよいという風潮には逆らうスタイル。
しかしこの方針で同じ工場で造られているICE LANTICは頑丈さで評判になりました。
なかなか良い判断ではないでしょうか?
こんな人にオススメ
このスキーはゲレンデのあらゆる場所で遊び回りたいスキーヤーにオススメです。
滑ることは出来ますが、このスキーの楽しさはパークや地形遊びがメインな気がします。
ただ柔らかさが降雪時には浮力を与えてくれてパウダーライドが楽しそうですし、よく回るスキーを自分の思い描いたターン弧に上手く合わせるのも楽しそうです。
これはスキーはこういうものだ!って固定概念を持った人には難しいスキー。
それだけに自由にゲレンデを飛び回りたいスキーヤーにはとても楽しいオモチャになると思いました。

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