【2025-2026スキー試乗会レポート】elan Prime Time 44+
扱いやすいスキーってのはスキーメーカーの努力の結晶。
なぜなら車と一緒で「とても多くの志向・レベル・体格・年齢の人に向けられて造られているから」です。
エキスパートやジャンルスキーの人たちは特定方面に特化したスキーを求めますが、そうじゃないより多くの人に向けてスポーツ用品を作るというのは至難の業。
また上級者は積極的に道具の選定を行いますが、すべてのスキーヤーがそうとは限りません。
それだけに扱いやすさ、無難なデザイン、サイズラインナップなど悩みに悩んでリリースしていると思います(勝手に)。
それに大前提である「売れなければいけない」という部分も無視できないとなると各メーカーの苦労も伺えるというものです。
勝つスキー。
速いスキー。
山に行くスキー。
そのどれでもないスキーは、個人的に試乗会で見かけたら必ず乗ってみるジャンルです。
そんなワケでこちらのエランのプライムタイム44+はどんなスキーなのでしょうか?
レポートしていきたいと思います。
スキーの基本スペック
試乗スキーのサイズ:165㎝
長さ:151、158、165、172、179㎝
スリーサイズ:121-69-102
ラディウス:13.7m

乗ってみた印象
とにかくリゾートスキーといった感じのイージーなターン導入が印象的。
決して弱いというワケではないんだけれど、思った以上にしなやかにゲレンデを駆け回ってくれる。
これなら技術やパワーを気にせずいろんな斜面を楽しめるだろうと思った。
半面、高速や細かいターンや大きなターンではもうちょっと堪えてくれると嬉しいなって気もしました。
スキーの重量もあまりないので長時間のスキーでも問題ない気がします。
左右が決まった板なので逆に履くことに気を付ける必要があるけれど、それも左右のデザインが違うので問題ないでしょう。
極めて扱いやすい板なので多くのスキーヤーに受け入れられるでしょう。
逆に尖ったところは全く感じないスキーなので、これは好みが分かれるところかなぁ~って思います。


投入されているテクノロジー
扱いやすさを追求したスキーですが、そこには多くの先端技術が投入されているからこそと言えます。
という事でエランが公開しているテクノロジーを見ていきましょう。
Power Match Technology
アンフィビオテクノロジーとDUAL DENSITY WOODCOREにより誕生したパワーマッチテクノロジー。
これにより、スキーヤーが雪に力を加える状態に合わせてスキーの構造が調整され、スキーヤーは内側と外側のエッジをより自然にコントロールして、ターン全体で最も直感的な操作感を得ることができます。

AMPHIBIO PROFILE

RST Racing Sidewall TECHNOLOGY
RST構造は、スキーヤーからエッジへのパワーとエネルギーの伝達を最適化し、スキーの先端からテールまで最大のエッジホールドを提供します。

DualDensity Woodcore
Dual Density Woodcoreは、パワー、安定性、エッジグリップ、およびリバウンドのために、内側のエッジに沿ってより厚いプロファイルと、より強力な素材を使用する独自の構造を通じて、Power Matchテクノロジーをサポートします。
外側のエッジは、ノーズとテールのプロファイルが薄く、より軽い素材を使用して、直感的な操作性、軽量化、容易さ、およびスムーズな移動を実現しています。

Mono Ti
Mono Ti構造は、ウッドコアの上に単一層のチタンを使用して、パフォーマンスと操作性を向上させます。


こんな人にオススメ
「家族とレジャースキーに行きたい」
「久しぶりのスキーでテクノロジーの進歩に触れたい」
「一日中スキーを楽しみたい」
「アプレスキー(スキー後のお楽しみ)に体力を取っておきたい」
「扱い易くて軽いスキーが欲しい」
これらの人に大推薦なスキーです。
多くのスノーコンディションでも楽しいスキー体験にしてくれる軽快さと信頼性があります。
年間数回のスキーということであれば最高のスキーなんじゃないかと思います。

コメント