木曾福島スキー場でブラストラックの試乗会
ある日の木曽福島スキー場で名古屋のmooseという山用品のお店がブラストラックの試乗会を開いていました。
しかし個人的に今の装備品に不満の無い自分はスルーしようと思いました。
ところが意外な事に中学生の娘が興味を示し、せっかくなんで借りてみることに。
そんなワケで自分のレビューではありませんので全く真面目な内容ではありませんが、「そういう意見もあるのか~」という感覚で読んでいただければと思います。
ちなみに娘の普段使っているスキーはVOLKLのYUMI84で長さは161㎝です。
この日は前日に降雪が少しありましたが、試乗会に参加した午後は多くの斜面でカリカリのバーンが顔を出していました。
BLAZER LT(ブレイザーLT)160㎝
長さ:160㎝
スリーサイズ:126-87-112mm
重さ:1,290g(1/2pair)
娘が言うにはトップとテールが柔らかすぎて乗ってて不安だったとのこと。
カリカリの表面があまり得意でないようす。
ツアー用の計量モデルですから当然と言えば当然ですが、娘が普段使っているYUMI84が1500gなくてもしっかりしたフレックスとグリップを持っていることを考えるとゲレンデでは物足りないと感じる事が多いのではないかと思います。
やはり長い登りのルートのツリーランコースなどに向いているスキーなのかなと思いました。
ただマッタリとスキーを楽しみたい人にはこの軽さは嬉しいかと思います。
ELIXIR/L(エリキサーL)161㎝
長さ:161㎝
スリーサイズ:125-80.5-110mm
重さ:165cmの重量1,360g(1/2pair)
ノーズのグリップに振り回される感覚があると言っていたこちら。
とは言え161㎝の1500g以下のスキーであるならばグリップ感をしっかりと感じられるのは嬉しいかもしれない。
娘のスキーはフリーライドモデルなので安定感が強く、荒れた雪面もガンガン突破していくのに適したタイプ。
そういう意味では娘の感じた違和感は、こういったスキーに求められる性能をしっかり実現しているのだろうとも考えられる。
公式サイトには以下のように紹介されているので、対象になるスキーヤーにはマッチした性能なんだと思います。
最新モデル「L」は「Light & Luxury」の意味を持ちます。
歴代ELIXIR シリーズ最軽量モデルの誕生です。
やはりスキー選びは好みもあるし体格や技量との釣り合いもある。
試乗会で普段とは違う感覚を得られるってのはやはり大切な事なんじゃないかと思います。
やっぱり乗ってみたい
今回は娘が試乗会に参加したって内容でしたが、これから試乗会も本格的に各地で開催される時期です。
ブランド志向な人も、ハイエンド好きな人もいるとは思いますが、やはり購入する前にどんなスキーが自分に合っているのか感じてみるのも大切な事だと思います。
いろんな選択肢が自分にはあるんだって気付いている人が少ないのは、スキーのような限定的なマーケットでは多いもの。
ベテランほど陥りやすい先入観の谷に落ちる前に、大きなスキーの可能性に気付きたいものですね。
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