4FRNTの中で選ぶなら『SINISTER』だね。

スキーについて

4FRNTの中で選ぶなら『SINISTER』だね。

さて道具の情報に飢えているスキーヤーに向けたシリーズの2回目です。

今回は最近公式サイトでも情報が公開された4FRNTです。

20年以上の時を経て誰もが知るスキーメーカーとなった4FRNTですが、ここ数年はニューモデルリリースやマイナーチェンジをあまりせずに手堅くやっている感じでした。

しかし今年はちょっと気になるニューモデルが加わったようですね。

これは放っておけませんぞ!

スキマ産業の管理人について

年齢:40代(もうすぐアラフィフ)

スキー歴:40年以上

年間滑走日数:15~20日

スキースタイル:ゲレンデ:バックカントリーの比率7:3。主にセンター95~115のフリーライド系のスキー3種を使用する。大会経験はJapan Freeride Openに一度参戦しただけ。

身体スペック:身長183㎝。体重65㎏。トレーニングは週3~4回。ジョギングは5㎞/日で週3~4回。

主なスキーエリア:長野県木曽エリア、白馬エリア

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ニューモデル『SINISTER』

さて来季に投入される『SINISTER』ですが、Stinius Skjøtskiftというスキーヤーのプロモデルのようですね(名前の読み方がわからん…)。

クライミングスキンの取り付けを意識したテールのつくりをしていますが、4FRNTの中ではオールマウンテンのカテゴリーに加えられています。

チターナルが入っており、重量も2300g以上とかなりしっかりとしたスキーになっているようです。

パワー型のスキーだと言えるのではないでしょうか?

そりゃ選ぶなら『SINISTER』だね。

そんなワケでこんなに面白そうなスキーが出たならこのシリーズで取り上げないワケにはいきませんよね。

でも新しいからってだけで取り上げるんではないですよ~。

これがなかなか面白そうな内容だったんで本気で「いいんじゃないの?」と思っています。

では具体的にどんなスキーなのか見ていきましょう。

チターナルを採用したハードなフリーライドスキーで、ビッグマウンテンから高速域の滑走までを強く意識して作られているモデルです。

若くてイケイケのスキーヤーのために作られているようなので張りと剛性はかなり強く設定されていると考えてよいでしょう。

4FRNTの中からSINISTERを選ぶ理由

SINISTERはかなりトガった設定のスキーです。

それだけに使う人を選びそうなので、ここにメリット・デメリットというカタチで特徴をまとめてみます。

SINISTERのメリット

チターナル採用で剛性が高く、高速域での安定性が抜群

荒れたバーンやクラストした雪面でも板が暴れにくい

エッジグリップが強く、急斜面や硬めのコンディションにも対応可能

太めのウエスト設計なので「これで全部やる!」という意気込みがある人には最適。

SINISTERのデメリット

剛性が高いため、脚力や体重が少ない人には扱いにくい可能性がある

軽快さや遊びの要素よりも高速安定性や耐衝撃性能重視なので、ゆったり滑りたい人には不向き

重量もそこそこあるため、バックカントリーツアーでの長時間ハイクにはやや不利

太いウエスト設定なのでゲレンデがメインのスキーヤーには利点が少ない

ハッキリとした性格が魅力

SINISTERのスペックはまだ詳細が公表されていない部分もありますが、4FRNTの説明では「ハードに攻めるためのフリーライドウェポン」として位置づけられています。

とにかく強い構造と安定感が売りなので、パウダーの浮力よりもスピードを出したときの安心感を求める人に最適です。

自分としては、最近のフリーライドスキーの中でも「滑り手の技術に応えてくれる板」だと感じています。
やさしいスキーというよりも、しっかりと板を踏み込んでいける人にこそ楽しめるタイプ。

上級者向けではありますが、挑戦心を持って選ぶなら上達のスピードを押し上げてくれる一本になるでしょう。

まとめ

さて『このメーカーのラインナップの中からなら俺は〇〇を選ぶね』シリーズ。

今回の4FRNTからは「SINISTER」を取り上げてみました。
強靭な構造と高速域での安定性は、ビッグマウンテンや荒れた斜面を攻めたいスキーヤーには大きな魅力となるはずです。

次はどこのメーカーにするか未定ですが、また順次取り上げていければと思います。

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