膝が気になるフリーライドスキーヤーに朗報?TYROLIA「PROTECTOR+ ATTACK 14 GW」が登場
スキーのビンディングを選ぶとき、
DIN値。
重量。
ブーツとの相性。
そして価格。
このあたりは気にします。
でも中年になってくると、もうひとつ気になるものがあります。
「転んだとき、ちゃんと外れてくれるのか?」です。
そんなスキーヤーにかなり気になる新作が登場しました。
TYROLIA(チロリア)の、PROTECTOR+ ATTACK 14 GWです。

ATTACKにPROTECTORを組み合わせた
このモデルの面白いところは、フリーライド系で人気のATTACKシリーズに、
Full Heel Release(FHR)を組み合わせたこと。
一般的なアルペンビンディングはトウ側が横方向へ解放するのに対して、PROTECTORはヒール側も横方向へ動いて解放します。
ヒールは左右それぞれ7mm動き、大きな力が加わると30°回転してブーツを解放する仕組み。
つまり後方へ倒れながら身体を捻ってしまうような転倒に対応しやすくなっています。
TYROLIAによれば、インスブルック大学の有限要素モデルによるシミュレーションでは、こうした横方向へのヒールリリースによってACL(前十字靱帯)への負担を50%以上低減できるとしています。
もちろん、「これを使えば膝をケガしない」という話ではありません。
でもスキーを長く続けたい人にとって、安全性を考えたビンディングというのはかなり興味深い存在です。
それでいてDINは14まで
そしてPROTECTOR+ ATTACK 14 GWが魅力的なのは、
安全性だけに振ったモデルではないこと。
DINレンジは4〜14。
従来よりスタンドハイトを低くすることで、よりダイレクトな操作感を狙っています。
さらにATTACK系のトウピースを採用し、高速域や急斜面などで滑る上級者まで想定。
ブレーキ幅も、
95mm
110mm
120mm
が用意されています。
これならセンター100mmを超えるフリーライドスキーにも普通に合わせられます。
もちろんGripWalkにも対応しています。
中年フリーライドスキーヤーにはかなり気になる
個人的にこのビンディングが気になる最大の理由は、
「攻めたい。でもケガはしたくない」
というスキーヤーに合いそうだから。
20代なら転んでも、「痛てぇ~」で済んだことが、
40代、50代になると笑えなくなってきます。
翌日仕事です。
家族もいます。
そして何より、
ケガをしてスキーが出来なくなるのが一番困る。
だからといって、安全性だけを優先して滑走性能を妥協するのも面白くない。
PROTECTOR+ ATTACK 14 GWは、
ATTACKらしいフリーライド性能とPROTECTORの安全思想を一緒にしたところに意味があります。
まとめ
PROTECTOR+ ATTACK 14 GWは、
単純に新しいATTACKというより、
ビンディング選びに「膝への配慮」という新しい基準を加えるモデルだと思います。
価格は税込50,600円。
決して安くありません。
でもスキー本体に10万円以上使うことが珍しくなくなった現在、
身体とスキーを繋ぐビンディングへお金を使う。
これは意外と合理的なのかもしれません。
特に、まだまだ攻めたい中年フリーライドスキーヤー。
PROTECTOR+ ATTACK 14 GW。
これはかなり気になる新作です。



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