【スキー試乗会レポート】VOLKL/BLAZE94

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【スキー試乗会レポート】VOLKL/BLAZE94

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試乗スキーのスペック

長さ:172㎝

スリーサイズ:134-94-116

大人に向けたバックカントリースキーといった趣のコチラ。

100EIGHT系の後継機で出てきたシリーズですが、軽くてもシットリとした滑り心地が安心感を与えてくれる不思議なスキーです。

「軽さは登りで有利になる」というのは当然重力圏で生きる我々の常識。

しかしバックカントリースキーとなると悩ましいのが『滑走性能か軽量化か』という二択が存在する事。

基礎系やレーシング系を手にすればわかることだが、滑るうえでシッカリとしたフレックスやトーションというものはとても重要で、それは当然滑走性能にも影響する。

しかしそれらを全て揃えようとすると当然重量が増してしまう。

逆にスキーを軽くしようと考えるならば使える素材や量は限られてくる。それだけ素材が貢献できるスキーの滑走性能も限界が出てきてしまうというわけ。

しかし、そんな悩ましい問題を解決するために人間は科学を用いているワケでもありまして。

そんな科学を使って一生懸命にバックカントリースキーの矛盾した部分の両立を実現しようとしているワケですね。

そんな科学的なアプローチが一定の到達点に辿り着いたのがこのスキー。

本当にそんな感想を抱かせてくれる信じられない滑走性能!

たしかにキレキレの反応やハイスピードでのデッカいターン性能は無いのかもしれないけれど、どこまでも雪面を優しく捉えてスキーヤーに伝えてくれる漂う一反木綿のような感覚は乗っていてクセになりそう。

試乗板は短い172㎝だったけど、それでいて物足りなさを感じさせない完成度の高さは流石!

もっと長くても重くはないし、長きにわたって頼れる相棒になってくれそうなスキーだと思いました。

使われているのはこんな技術

3ラディウスサイドカット

トップとテールは緩く、アンダーフットはタイトに。

そんなラディウスの設定がターンの導入を容易にさせて、尚且つショートからロングへのターン弧の変化も流れるように移行できるとのこと。

雪質がコロコロ変わるバックカントリーでの滑走にはこのテクノロジーが有利に働いてくれるようです。

チターナル・ビンディング・プラットフォーム

タイトなアンダーフットのサイドカットととの相乗効果が有るのかは不明ですが、ビンディング取り付け位置に金属のプレートがあるのは耐久性の観点からも重要ですね。

サスペンション・ティップ&テイル

衝撃吸収の役割をしてくれるTPU(熱可塑性ポリウレタン)を先端と後端に配置。柔軟性のある素材が挟み込まれていることで滑走で発生する衝撃を和らげてくれ連続した動きを妨げない仕組み。

ハイブリッド・マルチレイヤー・ウッドコア

軽さと滑走性能の両立を実現するために選ばれたウッドの組み合わせがバックカントリーでもゲレンデでも滑り手にスキーの楽しさを与え、疲労を軽減してくれます。

こんな人にオススメしたい!

やはりバックカントリースキーをシーズン中多く楽しみたいという人にお薦めでしょう。とくに雪のまだ少ない晩秋や春にこのウエストサイズは扱いやすくて良いんじゃないでしょうか?

しなやかなスキーのフィーリングはゲレンデでもコブでも期待以上の滑走性能を与えてくれそうなので長さを選ぶのが悩むポイントでしょうかね。

一年を通して使うのでも、バックカントリースキー専用のセカンド機にするのでも、とにかくこの『BLAZE94』はゲレンデ以外も楽しみたい人にベストな選択のひとつと言えるでしょう。

また、BLAZEシリーズはセンター幅106mm、94mm、86mmがラインナップにあるのでパウダーやパワーライドを楽しみたいなら太く、コブやロングルートを楽しみたいなら細くって選択が出来ます。

体格や目的に合ったスキーを選べるのも大きな魅力ですね。

自力で登ってスキーのフィールドをもっと広げたい!

太いスキーだけでなく繊細さを持ったスキーも欲しい!

軽くて滑走性能もしっかりとしたスキーが欲しい!

そんな人にお薦めしたいと思えるスキーでした。

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